Mac mini A1993 分解 メモリスロット不良 交換修理

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今回、Mac mini A1993 分解 メモリスロット不良 交換修理を行いました!

修理前の症状

電源ランプが点滅のままで電源が入らないでお困りのお客様にお持ち込みいただきました。

お預かり後原因を特定させるために分解・清掃作業を行います。
診断の結果、Mac mini (A1993)では、メモリスロットが2つありますが、そのうち1つが不良であることが推測されました。

本来であばメモリスロット修理かマザーボード交換のご提案になりますが、ご予算との兼ね合いあり今回はメモリ交換のみ作業させていただきました。

修理方法

元々はメモリスロット2個に、8GBのメモリが2枚内蔵されており合計16GBで稼働していました。
メモリスロットはロジックボード直付けのためメモリスロット部分のみの修理交換は不可能でした。
なので修理方法としては、8GBのメモリ2枚を取り外し16GBのメモリ1枚に交換を行えば以前と同じスペック環境でのご返却が可能のためその旨をお伝えし修理を行いました!

まずは裏蓋を取り外していきます。(プラスチックのオープニングツールを使用)
裏ぶたは柔軟性のある素材で作られているため、取り外す際に少し曲げても割れたり形が崩れたりする心配はありません。

中蓋を取り外すために赤丸3本の長いネジ(4.1mm)と、青矢丸の3本の皿ネジ(1.8mm)の、合計6本のネジを取り外します。

中蓋を固定している6本のネジは、星形の「トルクスネジ」が使用されています。
ただし、これは普通のトルクスネジではなく、ネジ穴の中央に突起がある「T6H(TR6)いじり止め付きトルクスネジ」という、特殊な仕様のネジが使われています。

対応する専用ドライバーを見ると、ネジの先端部分にくぼみがありますね。
こちらのドライバーを使用し、ネジを取り外していきます。

ネジを外し終わったらゆっくり確認しながら中蓋を持ち上げます。
このとき、勢い良く雑に持ち上げると本体と接続されている短いWi-Fiアンテナケーブルが断線してしまうので注意が必要です。

Wi-Fiアンテナケーブルを固定している、赤丸で囲った部分にあるネジ「T6ネジ(いじり止めなし)」(2.8mm)を取り外します。
次にWi-Fiアンテナケーブルのコネクタ(青丸)を引き抜きます。

これで中蓋を完全に取り外すことができました。

ネジを回して中央にあるシロッコファンを取り外していきます。
ファンにはケーブルが接続されているのでこちらも思い切りひっぱったりせず、上方向に向かって持ち上げ、コネクタを外します。

中蓋を取り外した後は、赤丸で囲っている電源ユニットからロジックボードに電源を供給しているメイン電源ケーブルのコネクタを取り外します。
次に青丸で囲っている電源ユニットからロジックボードへ電源を供給しているメイン電源ケーブルのコネクタを取り外します。
どちらも上方向へ引っ張り外していきます。

次にロジックボードを固定しているネジを取り外していきます。

ロジックボードは筐体に2本のT10ネジ(青丸で囲っている7.5mmのネジ)で固定されているのでこのネジを取り外していきます。

そうすると、ロジックボードを横から押し出して外すことができます。
(硬くて押し出せない場合は、外し忘れているネジがないか再度確認してください。また、外し忘れたコネクタやケーブルがある状態で押し出すと、ケーブルが引きちぎれてしまう恐れがあるので注意してください。

ロジックボードを取り外した後、メインメモリは「シールド」で覆われているため、最初にこのシールドを取り外します。

シールドを固定している4箇所のT5ネジ(2.8mm)を取り外します。
ネジを外すとシールドがフリーになるので、シールドをメモリに沿って斜め上方向へ押し上げるようにスライドさせると簡単に取り外せます。

手前のメモリは両サイドのレバーのツメで固定されています。
レバーを「逆ハの字」に軽く広げるとツメが外れ、メモリがバネの力で起き上がります。その後、メモリの両サイドを持ち、上方向に引き抜きます(端子部分には触れないよう注意)。

奥のメモリも同様に、レバーを広げて起き上がったメモリを上に引き抜きます。これで全てのメモリが取り外せます。

↑これでメモリが取り外せました(^▽^)/

メモリを装着する際は、端子部分の「切り欠き」をスロットの切り欠きに合わせ、奥側のスロットから装着します。

メモリを上からゆっくり差し込み、軽く押してしっかり装着されていることを確認します。 その後、両端を下に押し込むと、レバーのツメが「カチッ」とはまり、固定されます。

これらの手順を終えて交換完了したので、最後に逆の手順で組み戻して修理完了です。(^▽^)/♪

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