日別アーカイブ: 2024/11/26

ノートパソコン購入時に何を買えばいいか分からない!初心者さん向けのノートパソコンの選び方!

今回は、『ノートパソコンの購入を検討しているけど、どこを見たらいいかわからない!』
そんなお客様へのお役立ち情報をまとめてみました!

ノートパソコンの選び方!用途別に最適な1台を見つけよう!

ノートパソコンは、用途に応じて性能や機能が異なります。
自分に合ったノートパソコンを選ぶためには、まず何を重視するかを明確にすることが重要です。
ここでは、ノートパソコンを選ぶ際のポイントを、用途別にわかりやすく解説します。

ノートパソコン選びの前に考えるべき基本のポイント

1.予算
ノートパソコンには価格帯が幅広いため、まず予算を決めることが大切です。高性能なものほど高価になりますが、予算に合わせて最適なモデルを選ぶことができます。

2.使用目的
ノートパソコンの性能は使用目的によって大きく変わります。例えば、軽いウェブブラウジングや文書作成を主に行うなら、比較的低価格で十分ですが、ゲームや動画編集を行う場合は、スペックが高いモデルが必要です。

3.バッテリーや持続時間
外出先でよく使う場合や、持ち歩きが多い場合は、バッテリー持続時間も重要なポイントです。バッテリーが長持ちするモデルを選ぶと、充電の手間を減らすことができます。

まずはそれぞれの役割や必要性を理解しよう!

CPUの役割

CPUは、コンピュータ内でプログラムの命令を実行する中心的な役割を担っています。
その範囲は非常に広く、キーボードやマウスの入力から、ストレージへのデータアクセス、プリンターへの印刷指示まで、あらゆる操作に関わっています。つまり、CPUはパソコンの性能に大きな影響を与える重要な部品であり、高性能なCPUを搭載していれば、それだけパソコン全体の性能も高いと言えます。

特に、高性能なCPUは、3Dグラフィックや動画編集など、重い処理を必要とする作業に向いています。一方で、オフィスソフトを使ったり、軽い作業を行うだけなら、必ずしも高性能なCPUは必要ありません。自分がどのような作業をするかを考慮して、それに見合ったCPUを選ぶことが重要です。

用途に合ったCPUのスペックについて

CPUの性能は、ブランド名とその後に続く数字で大まかに把握できます。一般的に、Intel® のCore i9とAMDのRyzen 9はほぼ同等の性能を持っているとされています。

CPUの性能は速いほど優れていますが、その分高価になるため、パソコン全体の価格が大きく上がります。
しかし、パソコンを使用する目的によっては、そこまで高性能なCPUは必要ないことも多いです。
CPUを選ぶ際は、価格と用途をうまくバランスさせることが大切です。

CPUを製造しているメーカーは主にIntelとAMDの2社で、それぞれが性能に応じてさまざまなグレードを設定しています。
以下の表では、IntelとAMDのCPUグレードが示されています。上に行くほど、より高性能なCPUとなります。

Intel®AMD
ハイグレードCore i9
Core i7
Ryzen™ 9
Ryzen™ 7
ミドルグレードCore i5
Core i3
Ryzen™ 5
Ryzen™ 3
エントリーグレードIntel ProcessorAthlon

使用用途がオフィスソフトでの文書作成など、CPUに負担がかからない作業が主であれば、エントリーモデルのCPUでも十分です。
ただし、低グレードのCPUは、後に他の作業を行う際や、OSのアップデートで新機能を利用する場合に、性能不足を感じることがあります。
基本的にCore i3やRyzen 3以上のCPUを選ぶと安心です。

一方、動画編集やゲームなど、CPUに負荷がかかる作業をしたい場合は、ハイグレードのCPUを選ぶと、快適に使用できます。

メモリの役割

メモリは、データを一時的に保存し、CPUが処理を行うための部品です。
ストレージもデータを保存する役割を持っていますが、メモリはストレージに比べてデータの読み書き速度が圧倒的に速いため、処理速度に大きな影響を与えます。
もしメモリが少ないと、CPUが処理するデータ量が限られてしまい、処理中にストレージへのアクセスが増え、動作が遅くなります。

つまり、メモリが多ければ多いほどパソコンはより速くデータを処理でき、操作がスムーズになります。
ただし、メモリはストレージに比べてかなり高価なため、メモリを増やすとパソコンの価格も高くなる点を考慮する必要があります。
予算と性能のバランスをよく考えて選ぶことが大切です。

使用目的に適したメモリの目安

基本的な操作(ウェブブラウジング、文書作成、メールなど)には、8GB以上のメモリを搭載するのが理想的です。
この容量があれば、多くの作業に対応できます。

さらに余裕を持たせるために、少し上の容量(例えば16GB)を搭載しておくと、将来的にもメモリ不足に悩まされることがなくなります。

目的に合わせて最適なメモリ容量を選ぶことで、快適なパソコンライフを実現できます。

パソコンの使用目的メモリ容量の目安
メール、Webサイトのアクセス4GB以上
書類作成、簡単な画像可能8GB以上
動画編集、ゲーム、イラスト・音楽データの作成16GB以上

また、動画編集やゲームなど、大量のデータを扱う作業を行う場合は、余裕を持って32GB以上のメモリを搭載するのが理想的です。

ストレージ

ストレージとはデータを保存するための部品で、パソコンにインストールするOSやソフトウェア、または書類や画像などのファイルを格納する役割を果たします。

SSDとHHDの違い
ストレージには主にSSD(ソリッドステートドライブ)とHDD(ハードディスクドライブ)の2種類があります。
少し前まではストレージといえばHDDが一般的でしたがSSDの登場により、現在ではデータの読み書き速度が速いSSDが主流となっています。
HDDも依然として使用されていますが、SSDの人気が圧倒的に高いです。

HDDとSSDの特徴を下記の表にまとめてみました。

HDDの特徴SSDの特徴
・処理速度が遅い
・衝撃に弱い
・価格が安い
・大容量の製品もある
・処理速度が速い
・衝撃に強い
・価格が高い
・容量が少ない

パソコンのストレージは、特別な理由がない限りSSDを選んだほうが良いです。
SSDはHDDに比べて圧倒的にデータへのアクセス速度が速く、全体的なパフォーマンスが向上します。
予算が極端に限られていない限り、HDDを選ぶ理由はほとんどありません。

SSDを使用すれば、Windowsやアプリケーションの起動が速く、快適に作業が進みます。
書類作成がメインの使い方であれば、SSDの容量は少なくても大きな問題にはなりません。
また、写真などの大きなデータは、インターネット上のクラウドストレージを活用することもできます。

もし大量のデータを保存する必要がある場合は、SSDとHDDを両方搭載できるパソコンを選ぶのがおすすめです。
この場合、SSDをOSやアプリケーションのインストール用に、HDDをデータ保存用に利用することで、それぞれのストレージの利点を最大限に活かせます。
もし両方搭載できない場合やバックアップ用には、外付けのストレージを使う等といった方法もあります。

使用目的別ストレージ容量の目安

画像データはほとんど保存しない128GB~256GB
写真や画像を保存する機会が多い256GB〜512GB
動画編集や音楽の編集を行うことがある512GB以上

使用用途に適した容量のストレージを選ぶことを、おすすめします!
容量に迷う場合は少し多めの容量を選ぶとオーバースペックになり過ぎず、後に容量不足で悩まされる可能性も低いため、おすすめです。

用途別のパソコン選び

1.日常的な使用(ウェブブラウジング、文章作成、メール)
CPU: Intel Core i3 / AMD Ryzen 3 以上
メモリ:
4GB〜8GB
ストレージ:
128GB SSD または 256GB SSD
ディスプレイ:
13〜15インチ、フルHD(1920×1080)

おすすめモデル
・HP Pavilion x360
・Lenovo IdeaPad
・Dell Inspiron 14

日常的な作業やウェブブラウジング、オフィスソフト(WordやExcelなど)を使用するためのノートパソコンは、高すぎる性能は必要ありません。軽量で持ち運びやすく、バッテリーが長持ちするモデルがおすすめです。

2.高性能な作業(動画編集、3Dデザイン、プログラミング)
CPU: Intel Core i7 / i9 / AMD Ryzen 7 以上
メモリ:
16GB〜32GB
ストレージ:
512GB SSD 以上
グラフィックス: NVIDIA GeForce GTX 1650 以上(必要に応じて)
ディスプレイ:
15〜17インチ、4K または 高解像度のIPSパネル

おすすめモデル
・MacBook Pro(16インチ)
・Dell XPS 15
・Razer Blade 15
・MSI Creator Series

動画編集や3Dモデリングなど、リソースを多く使う作業には、CPUやGPU、メモリの性能が高いノートパソコンが必要です。また、長時間の作業に耐えられる冷却性能や優れたディスプレイが求められます。

3.ゲームプレイ
CPU: Intel Core i7 / i9 / AMD Ryzen 7 以上
メモリ:
16GB 以上
ストレージ:
512GB SSD 以上
グラフィックス: NVIDIA GeForce RTX 3060 以上
ディスプレイ:
15〜17インチ、フルHD 144Hz 以上

おすすめモデル
・Alienware m15
・Asus ROG Zephyrus G14
・MSI GE66 Raider

ゲームを楽しむためには、高性能なグラフィックスと高速なディスプレイが必要です。
GPU(グラフィックボード)がしっかりしているノートパソコンを選ぶと、最新のゲームも快適にプレイできます。

4.持ち運びやすさ(軽量、コンパクト)
CPU: Intel Core i5 / AMD Ryzen 5 以上
メモリ:
8GB
ストレージ:
256GB SSD 以上
ディスプレイ:
13インチ〜14インチ、フルHD

おすすめモデル
・MacBook Air
・Dell XPS 13
・HP Spectre x360
・Lenovo ThinkPad X1 Carbon

軽量で薄型のモデルは、頻繁に持ち運びをする方に最適です。デザイン性も重視されることが多く、携帯性が高いモデルはビジネスシーンでも活躍します。

最後に

ノートパソコンを選ぶ際は、自分の使用目的や必要な性能を明確にし、その上で予算や持ち運びやすさを考慮することが大切です。

オンラインレビューや評価をチェックし、実際に店舗で触れてみるのも選ぶ際の参考になります。
自分にぴったりのノートパソコンを見つけて、快適なパソコンライフを楽しんでください!

他にもパソコンが故障や不具合、データ復旧、初期設定、液晶割れ等パソコンのことでお困りになりましたら是非ご相談ください!

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