10/1から提供が開始された「Windows11 2024 Update(バージョン24H2)」は、多くの新機能や改善が含まれています。
しかし、大型Update直後は毎回不具合が発生しているので様子を見ていただいたほうがよいでしょう。
すでにわかっている不具合は以下の通りです。
各種e-Learningシステムを安全に利用するためのWebブラウザー環境「Safe Exam Browser」(SEB)が開かないことがある。
マルチプレイヤーオンライン(MMO)PCゲームなどで採用されているチート対策ツール「Easy Anti-Cheat」を利用する一部デバイスがブルースクリーン(BSoD)エラーで停止する。
トラブルが発生するのは2024年4月以前にリリースされた「Easy Anti-Cheat」ドライバーを利用する環境
デバイスがロックされた後、指紋センサーに問題が発生する可能性がある。
「Windows Hello」指紋認証での認証が行えず、ユーザーは別の方法でデバイスをアンロックするかログインする必要がある。
壁紙カスタマイズアプリ(WallPaperEngine等)が動作しない場合がある。
壁紙が正しく表示されない、デスクトップからアイコンが消えるデスクトップのプレビュー機能が使えなくなる、仮想デスクトップが機能しないなどの症状があり、アプリケーションによってはエラーメッセージが表示される。
「Intel Smart Sound Technology」(Intel SST)ドライバーとの互換性の問題。
第11世代Coreプロセッサーのオーディオドライバー(IntcAudioBus.sys)がv10.29.0.5152またはv10.30.0.5152の場合、ブルースクリーン(BSoD)エラーが発生することがある。
Gameloft社のレーシングゲーム「Asphalt 8」が定期的に応答しなくなることがある。ゲーム中または終了中に例外が発生してゲームが応答しなくなり、ゲームの再起動を余儀なくされる。
Windows11の必要システム要件を満たしていないパソコンの場合、24H2のシステム更新がWindowsUpdateで更新できない。
Microsoft社が提示しているWindows11にintelとAMD社の正規対応したCPUが使われているパソコンに買い替えをご検討ください。
「インストール アシスタント」や「メディア作成ツール」を使えば、非正規に「バージョン 24H2」へアップグレードできることもありますが、トラブルを避けるためにもやめておいたほうがよいでしょう。
https://www.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-11-specifications?r=1
PCエイド小倉北方店では、お客様のパソコンでこれらの不具合が発生しないかを確認の上で、24H2アップデート適用をするべきか様子を見るべきかの診断や更新作業を代行して行っております。
お困りの際はぜひパソコンをお持ち込みいただきご相談ください。